多摩地域の外壁塗装は
何月が向いている?
日の出町本社のイロドリ株式会社が、雨・湿気・気温の現場目線で
季節別のメリット・デメリットをお伝えします
そんな疑問に、日の出町本社のイロドリ株式会社が、業界の本音と季節選びのポイントを分かりやすくお伝えします。
(雨が少なく気温も安定する時期)
この記事は、イロドリ株式会社代表・吉田龍一が運営する YouTubeチャンネル「外壁塗装大学いろどり」の動画「【○○に注意?】外壁塗装に最適な季節とは?〜春か秋がオススメは本当か?〜」(8,129回視聴)を元に、品質・生活・金額の3観点で季節選びを整理したものです。
結論|外壁塗装に最適な月は4-5月と9-11月
結論から言えば、多摩地域で外壁塗装に適しているのは「4-5月」と「9-11月」。雨が少なく、気温も湿度も塗料の乾燥に適した時期です。一方で「梅雨の6-7月」「真夏の8月」「真冬の1-2月」は、品質・工期の両面でリスクが上がりやすい時期と言えます。
ただし——これは大前提として——季節より重要なのは「業者が天候を見て適切に判断できるかどうか」です。動画の中で繰り返しお伝えしていますが、季節関係なく、ちゃんと乾かす工程を踏んでいれば品質は保てます。逆に春や秋でも、無理な工程を組む業者にあたれば不具合は起きます。
季節を考える前に|品質・生活・金額の3観点
「外壁塗装に最適な季節は?」と聞きたい方は、おそらく次の3つに分かれます。動画の中でも整理してお伝えしている通り、それぞれ視点が違うので、まずは自分が何を一番気にしているかを明確にしましょう。
① 品質の観点|「業者の判断力」が最重要
結論から言うと、季節関係なしに、ちゃんと乾かす工程を踏んでいれば品質は問題ありません。3度塗りの塗料なら「塗って乾かして」を3回繰り返すわけですが、ここで大切なのが乾かす作業。湿度が高ければ塗料が空気中の水分を吸って濁ったり、雨が降れば塗料が流されたりします。
塗料メーカーのカタログにも「湿度85%以上の場合は塗装を避けてください」という表記があります。お住まいの地域の月別湿度・降水量は気象庁「過去の気象データ検索」で確認できます。この基準を業者が守っているかが品質の決め手であり、季節そのものではありません。
業者からしても、工事の延期は嫌なものです。だからといって「工期が遅れるから、雨の日にも頑張って塗っちゃおう」「中塗りが乾いてないけど今日中に終わらせたいから塗っちゃおう」とされると、不具合につながります。
動画でもお伝えしている通り、「季節より、業者の適切な管理が重要」。これを覚えておいてください。
② 生活の観点|窓・洗濯・エアコンへの影響
外壁塗装で季節が気になる原因の多くは、養生による生活制限です。「窓が開けられない」「洗濯物が干せない」「エアコンが使えない」といった声がよく聞かれます。
ただし1つ重要な訂正:エアコンは使えます。室外機も養生はしますが、ちゃんと通気を確保するのが基本です。一括見積もりサイト系の記事で「エアコンが使えない」と書かれていることもありますが、それを断言する業者は知識不足を疑った方がいいレベルです。
③ 金額の観点|春秋は値引きしてもらいにくい
季節によって値引きできる可能性は変わります。春秋は外壁塗装に適しているため業者の繁忙期で、値引きしてもらいにくい傾向があります。一方で8月や12月中旬以降は問い合わせが減るため、業者によっては余裕があり、値引きの相談に応じてもらいやすくなります。
ただし、適切な値引きは工事金額の1割程度まで。100万円なら90万円が現実的な下限です。「半額」「今日中に決めれば○○万円引き」のような訪問営業は、最初の見積もりが何だったのかを疑うべきレベルです。
春・夏・秋・冬それぞれのメリット・デメリット
各季節の特徴を整理します。地域の気候と組み合わせて、自分の家のスケジュールを判断する材料にしてください。
- 4-5月・10-11月が最もリスクが少ない時期。ただし業者の予約が埋まりやすい
- 梅雨(6-7月)の依頼は工期2-3週間延長を覚悟する
- 夏(8月)と冬(12月後半-2月)は値引き交渉のチャンスだが、工期リスクは上がる
- 季節以上に重要なのは、天候を見て柔軟に作業判断ができる業者を選ぶこと
工事中の生活|エアコン・洗濯・養生の現実
季節と並んで気になるのが、工事中の生活です。1週間〜2週間ほど家の周りに足場が組まれ、養生(ビニールシートで覆うこと)がされた状態で生活することになります。
エアコンは「使えます」が業者選びの試金石
動画でも繰り返しお伝えしています。エアコンは使えます。室外機の養生はしますが、ちゃんと通気を確保するのが業者の基本動作です。
言い方は悪いですが、「外壁塗装中にエアコンを使えない」と言ってくる業者は、自社の知識不足を露呈しているようなものです。「Google で『外壁塗装 室外機 養生』と検索してください」とお伝えしていますが、答えはすぐにわかります。
洗濯物・窓開けは季節選びで楽になる
洗濯物が外に干せない、家が養生されたままの生活がイヤ——という方は、あらかじめ雨が降りづらく、塗料が乾きやすい季節(4-5月・10-11月)を選ぶのが現実的です。工期が伸びにくいため、生活制限の期間も短く済みます。
ただし、天気のコントロールはできません。業者側としても「天気は操れないから、工期は伸びることもある」とお考えいただけると助かります。
季節と金額|値引きされやすい時期と「半額」の罠
季節によっては、値引きの相談に応じてもらいやすい時期があります。ただし、これは業者の繁忙期と閑散期の差から生まれるもので、何かしらの「秘策」ではありません。
春秋は値引きされにくい|業者繁忙期の現実
動画でもお伝えしている通り、人気の季節(春・秋)に外壁塗装をするということは、業者側から見ると「少し余裕があって、値引きしなくても注文が取りやすい時期」です。仮に「1ヶ月に5件注文が欲しい」業者があったとして、4月に10件問い合わせが来れば、わざわざ値引きしなくても予定数は埋まります。
8月・12月中旬以降は値引きの相談に応じてもらいやすい
逆に、当社の経験では8月は問い合わせが減る傾向にあります。コメント欄で教えていただきたいのですが、夏のエアコン使用問題が気になって相談を控えるのか、夏休みに塗装のことを考えたくないのか、理由は完全には特定できていません。
同じく12月中旬以降も問い合わせが減ります。「年も明けたし、今年は外壁塗装を進めていこう」という方が多いのか、年末年始の慌ただしさで後回しになる方が多いのかも分かりませんが、業者側に余裕がある時期です。
「春秋に外壁塗装したい人は多いです。また私の会社では8月に問い合わせが少ないと感じています。数字は仮ですが、人件費を考えて1ヶ月に5件注文が欲しいとしましょう。4月は10件問い合わせが来た、8月は1件だったとなった場合、4月と8月どちらの見積もり金額の方が安くなりそうでしょうか。当然8月ですよね。注文をいただくために全力で活動することでしょう。なので人気の季節に外壁塗装を行うということは、業者側から見ると少し余裕があって、値引きをしなくても注文が取れやすい時期と言えるわけです。8月もそうですが、12月中旬以降に問い合わせをしたいという人もあまりいない。年も明けたし今年は外壁塗装のことを進めていこう、という方も多いです。基本的にはその業者が置かれている状況にはよりますが、春秋は問い合わせが伸びやすい要素が多く、値引きしてもらいにくい季節とも言えそうです」
- 適切な値引きは工事金額の1割程度まで(100万円なら90万円が下限)
- 10%以上の値引きが出るなら、最初の見積もりは何だったのかを疑うべき
- 訪問営業で「今日中に決めれば半額」は、慎重に確認したいサイン
- 「地域進出キャンペーン」「近所で工事中なので足場代無料」も同様の罠
不安なときは、消費生活センター(局番なし188)に相談できます。
もちろん値引きの文化は業界や会社によって異なります。ただ、「今日中に決めてくれたら半額」のように極端な値引きを提示してくる業者は、最初の金額がそもそも適切だったのか、後から手抜きで帳尻を合わせるのではないか、と疑問を持つべきです。
4月着工なら2月から動く|検討期間2ヶ月の逆算
「春に塗装したい」「秋に塗装したい」と季節を決めたら、そこから逆算して2ヶ月前には業者選定を開始するのがおすすめです。動画でもお伝えしている通り、外壁塗装業者の比較検討から工事開始までには、少なく見積もって2ヶ月は必要です。
なぜ2ヶ月かかるのか
適切な業者を選ぶには3社の比較が推奨です。3社それぞれに調査をしてもらい、見積もりをもらう。これだけで1ヶ月程度。さらに見積もり提示後の仕様変更や価格交渉、業者決定までを含めると、比較検討で1ヶ月、契約後の打ち合わせ・準備でもう1ヶ月かかります。
契約後の打ち合わせには以下が含まれます:
- 工事日程の調整
- 色の打ち合わせ・サンプル確認
- 職人のスケジュール調整
- 塗料の手配
- 近隣挨拶の準備
余裕があれば1月から声をかけておく
業者選定が難航したり、色選びに時間がかかったり、人気の業者で希望日を抑えられないこともあります。4月着工を希望するなら、1月のうちに業者に声をかけておくと余裕があります。
同じく、9月着工を狙うなら7月、10月着工を狙うなら8月から動き始めましょう。早めに動いて余裕を持つことが、季節選びでの失敗を防ぐ大切なコツです。
よくある質問
外壁塗装の最適時期、相談しませんか?
多摩地域に密着する自社施工のイロドリ株式会社が、
あなたの家の状況と希望する季節を踏まえて
最適な工事時期をご提案します。

動画でもお伝えしている通り、「外壁塗装に最適な季節っていつですか?」という質問は、言い換えると「塗料が乾きやすい季節っていつですか?」と同じです。雨が降っていたり、気温が低かったりすると塗料が乾かず、作業が進みません。だからこそ「梅雨は工期が伸びる」「夏は夕立で作業が止まる」「台風シーズンは避けた方がいい」と言われるわけです。